リリース手順
esa-cliのリリースは、GitHub Actionsによって大部分が自動化されています。 以下の手順で新しいバージョンをリリースできます。
リリース手順
Section titled “リリース手順”-
バージョン番号の更新
internal/version/version.go
のバージョン番号を更新します。internal/version/version.go const Version = "x.y.z" // 新しいバージョン番号 -
変更のコミットとプッシュ
バージョン番号の更新をコミットし、
main
ブランチにプッシュします。Terminal window git add internal/version/version.gogit commit -m "build: Bump version to x.y.z"git push origin main -
リリースタグの作成とプッシュ
セマンティックバージョニングに従った新しいタグを作成し、プッシュします。 このプッシュがGitHub Actionsのリリースワークフローをトリガーします。
Terminal window git tag -a vX.Y.Z -m "Release vX.Y.Z"git push origin main --follow-tags
自動化されていること
Section titled “自動化されていること”タグをプッシュすると、GitHub Actionsは以下の作業を自動的に行います。
- LinuxとmacOS用のバイナリをビルド
- macOS用のユニバーサルバイナリを作成 (
lipo
コマンドを使用) - GitHub Releaseを新規作成
- すべてのバイナリ(ユニバーサルバイナリを含む)とチェックサムをAssetsにアップロード
homebrew-esa-cli
リポジトリのHomebrew Formula (esa-cli.rb
) を自動で更新
リリース後の確認作業
Section titled “リリース後の確認作業”-
GitHub Actionsの確認
Actionsタブで、リリースワークフローが正常に完了したことを確認します。
-
GitHubリリースの確認
リリースページに移動し、以下を確認します。
- 新しいバージョンのリリースが作成されていること。
esa-cli-darwin-universal.tar.gz
を含む、必要なすべてのアセットがアップロードされていること。
-
リリースノートの編集 (任意)
自動生成されたChangelogだけでは不十分な場合、リリースノートを編集して、変更点の概要やユーザーへのメッセージを追加します。
-
Homebrewでのインストール確認
リリースが反映されたことを確認するため、ローカル環境でHomebrewを使ってインストールまたはアップグレードを試します。
Terminal window brew updatebrew upgrade esa-cli# または再インストールbrew reinstall esa-cli
トラブルシューティング
Section titled “トラブルシューティング”エラー: Resource not accessible by integration
- 原因: GitHubのパーソナルアクセストークン(PAT)が無効か、リポジトリのSecretsに正しく設定されていません。
- 解決策:
- PATの設定ページで、
repo
スコープを持つ有効なトークンが存在することを確認します。 esa-cli
リポジトリのSecretsページで、HOMEBREW_TAP_GITHUB_TOKEN
という名前のSecretにそのトークンが正しく設定されていることを確認します。
- PATの設定ページで、